報道によると、9月4日午後6時20分ころ、横浜市栄区小菅ケ谷のJR根岸線の線路上で、81歳の男性が大船発大宮行きの普通電車に撥ねられて亡くなった。
警察によると、男性は、妻と二人暮らしで認知症の診断をうけており、この日は現金を持たないまま、午前9時ころ一人で家を出たと言う。妻は、自宅で客と対応中で、その間に、男性は家を出たようだ。男性の自宅から、本郷台までは、約50km離れている。
男性は、本郷台の駅のホームから線路内に下りたと見られている。どのように男性が線路内に入ったのか、事故の状況はまだ詳しく分からない。しかし、判断力が下がったお年寄りや幼い子供らが、線路内や踏切内に簡単に入れてしまうのはおかしいと思う。
鉄道会社は、線路内に人が入れないようにフェンスをつくるとか、ホームから線路内に入れないようにする対策を進めるべきだと思う。
高齢化が進み、判断力が弱くなって来たお年寄りも増えてきているという。実際、国交省の統計でも、踏切事故も60歳以上の人が関わる事故が半分ちかいことがわかっている。
鉄道会社や自治体は、高齢化に合わせた安全対策を急ぐべきだと思う。
■2014年9月6日追記
《参考》今年1月、拙ブログで、認知症のお年寄りの事故についてとりあげた。
「お年寄りの踏切事故、実態調査を」2014年1月27日
http://tomosibi.blogspot.jp/2014/01/blog-post_27.html
《参考記事》
「東京の認知症男性 横浜の線路上ではねられ死亡」毎日新聞 9月5日(金)1時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140905-00000001-mai-soci
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