tag:blogger.com,1999:blog-44058894529102225182024-03-14T13:13:43.526+09:00思いを紡ぐ私たちのちいさな願いを紡いで、
すてきな布に織り上げていきたい
と思いますUnknownnoreply@blogger.comBlogger443125tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-27058573819069137572022-06-06T14:56:00.003+09:002022-10-04T23:35:28.613+09:00東大阪市 近鉄奈良線 瓢箪山第2号踏切~電動車いすの方が亡くなった事故 2021年12月9日午後4時ころ、電動車いすに乗って瓢箪山2号踏切を渡ろうとしていた高齢の男性が、下りてきた遮断機に電動車いすがあたり、踏切内に横転し、大阪発奈良行きの普通電車に撥ねられて亡くなった。 この踏切には、警報機・遮断機がある。車両が通行できないせいか、障害物検知装置はない。踏切の長さ約8m、幅約2m。国土交通省が指定する「踏切安全通行カルテ」で、「事故多発踏切」として抽出されている。 この踏切道はカーブ上にあるため、線路のカーブ外側が内側より高くなっている。そのため路面が凸凹している。12月の夕暮れ時は、足元が暗く凹凸がわかりにくいと思う。また、瓢箪山2号踏切のある瓢箪山駅から枚岡駅までの間は勾配が大きい。 そして、通行止めのポールが設置されているが、遮断桿が下りると、ポールよりも下に来る。そのため、閉じ込められたとき、棹を向うに押して出ようと思っても、向こうUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-87058789074624750272022-06-06T11:38:00.001+09:002022-06-06T14:10:08.327+09:00静岡県三島市 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島館踏切~視覚障がい者の方の事故 2022年4月1日、伊豆箱根鉄道の三島館踏切に行った。 ここでは、2021年8月14日、弱視の男性が踏切の中に取り残され、列車に撥ねられて亡くなった。 この事故のことを12月のニュースで知った。 今回、記者の取材で踏切には大きな問題があると思い、現地を訪ねた。 三島館踏切は、三島広小路駅から歩いて7~8分くらいのところにある。 変則的に交わる交差点の上に踏切があり、一方通行だが自動車がひっきりなしに通行する。踏切の幅は約8m、長さは7mほどだろうか。単線で、警報機、遮断機がある。また、非常ボタンが設置されているが、障害物検知装置はない。点字ブロックは設置されていなかった。 真ん中の交差点上に三島館踏切がある 報道によると、近隣の防犯カメラの映像などから、男性は踏切の中で、スマホを見て道を確認しているようだったという。踏切の中Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-15936681109172194532019-05-15T22:52:00.001+09:002019-05-15T23:00:13.579+09:00長さのある第4種踏切の事故~JR東横須賀線山の根踏切 報道によると、2019年3月21日夕方、逗子市逗子にあるJR横須賀線「山の根踏切」で、横浜市港北区の高齢の男性が、歩いて渡っていたところ、電車に撥ねられて亡くなった。男性は、ポータブルラジオなどを持っていたことから、警察は、男性が電車の音に気付かなかったのではないかとみている。男性は、墓参りに来ていたらしい。
踏切には、車両の入れ替え線を含む計9本の線路が通っているが、警報機や遮断機のない第4種踏切だという。長さは35メートルもあり、利用者は自分で電車が来ないかどうか、確かめながら渡らねばならない。
この踏切を避けて線路を渡るには、約280メートル離れた別の踏切に迂回しなくてはならいので、地元の住民はこの踏切を渡るという。JR東日本と逗子市は、山の根踏切を廃止する方向で協議しているが、見通しは立っていないという。
また、警報機・遮断機のない踏切は、神奈川県内に27箇所あるとUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-59497895522719489932018-09-19T18:02:00.002+09:002018-09-19T18:06:43.430+09:00電動車いすの男性が死亡~神戸市灘区阪急神戸線畑原踏切~ 2018年9月16日午後7時15分頃、兵庫県神戸市灘区にある阪急神戸線の畑原踏切で、電動車いすに乗って踏切を横断していた男性(73歳)が普通電車に撥ねられて亡くなった。
MBSの報道によると、畑原踏切は神戸線王子公園駅と六甲駅の間にある踏切で、ニュースの映像からを見ると、カーブしている線路上にあるようだ。線路の路面に凹凸があり、カーブの外側が高くなっている。また、線路と道路の交差角度が直角ではないように見える。このように、路面が凸凹していたりすると、電動車いすや自転車では渡りにくい。車輪が線路の溝に入ったり、自転車のハンドルを取られたりすることがあるという。
そうすると、踏切内で車いすなどが動けなくなる可能性がある。車いすに乗っていた男性がどのような状況だったのか、委細はわからないので断定はできないが、踏切の路面の状況が良くないことも、事故の原因につながると思う。
阪急電鉄Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-23041409481408229572018-08-24T23:12:00.000+09:002018-08-24T23:29:54.740+09:00新たな跨線橋の建設へ~横浜市・生見尾踏切
2013年8月23日午後6時50分頃、横浜市鶴見区生麦3、京浜東北線鶴見‐新子安間にある生見尾(うみお)踏切で、88歳の男性が亡くなった。男性は、つえをついて踏切を渡ろうとしたところ警報機が鳴りだし、出る側の遮断機にたどり着く前に電車に撥ねられた。男性はまもなく死亡が確認された。
いっしょに渡っていた妻は、電車と遮断機の間で間一髪、助かった。
事故のあった生見尾踏切は、京急生麦駅の北西側にあり、横須賀線、京浜東北線、東海道線の線路計6本が通っている。また、貨物線の線路が2本、高架で走っている。貨物線の手前、東海道線の遮断機を出た所までの踏切の長さは約40mで、道路幅は5,6m、歩行者と車両の通行するところを区別するため、色分けされている。路面は写真左から右へ上り坂になっており、歩きにくい。
京浜東北線と東海道線の間には、退避場所Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-84088380110528023702018-05-20T00:15:00.000+09:002018-05-21T21:56:11.630+09:00西武池袋線池袋第8号踏切の事故~人も検知する装置を 2017年2月9日、西武池袋線の池袋と椎名町の間にある池袋第8号踏切で、お年寄りが電車に撥ねられて亡くなった。手押し車を押しながら、踏切を渡っていたところ、転倒したとみられている。
特急や急行はスピードを出すため、遠心力で脱線しないように、カーブの外側を高くしてある。そのため、踏切がカーブの上にあると、傾斜ができる。また、線路が複線だと、この傾斜が二回出来る。踏切道が波打つようになる。高 齢者、車いすに乗る人、ベビーカーを押す人、自転車に乗る人らにとって、歩きにくいところだ。
国土交通省関東運輸局が作成した「踏切通行安全カルテ」によると、池袋第 8 号踏切は、過去 5 年間に 2 回事 故が起きている「事故多発踏切」である。
写真1 2017年2月15日 池袋第8号踏切
池袋第 8 号踏切は幅約 6 メートル、長さ約 10 メートルである。踏切は、警報機・遮断機のUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-66446865515947876142018-03-31T23:15:00.002+09:002018-03-31T23:15:49.352+09:00電動車いすも検知を~兵庫県高砂市JR神戸線東川踏切~ 2月11日、高砂市米田町島にあるJR神戸線の東川踏切に行った。
ここの踏切で、1月12日午後3時半ころ、ハンドル型電動車いすに乗って、踏切を渡っていた女性が普通電車に撥ねられて亡くなった。報道によると、近くにある防犯カメラには、女性が遮断機の下りる前に踏切に入り、線路上で約30秒間、車いすの操作をしたり、手を上げたりして立ち往生しているような姿が映っていたという。
JR神戸線東川踏切 女性は向こう側からこちらへ渡ってきた。
こちら側の上り線の線路上で立ち往生していたという。
2018年2月11日撮影
東川踏切は、第1種踏切で警報機、遮断機、障害物検知装置、非常ボタンが設置されている。長さは約10mで幅は2.4mから2.9mある。JR西日本によると、障害物検知装置はループコイル式で、電動車いすが小さいため、この検知装置が検知しなかったという。
ループコイル式のUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-28841238647014585292018-01-14T11:09:00.000+09:002018-01-14T11:09:03.636+09:00電動車いすの女性が死亡~JR神戸線東川踏切~
報道によると、1月12日午後3時半ころ、兵庫県高砂市米田町島のJR神戸線東川(あずまがわ)踏切(遮断機、警報機付き)で、ハンドル型電動車いすに乗った女性が、普通電車(網干発米原行8両編成)にはねられて亡くなった。県警は女性の身元などを調べているという。
高砂署などによると、電車の運転士が踏切の手前約300mで踏切内の車いすを見つけ、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。踏切は長さ約10m、幅2.4m~2.9mで、女性は南側から渡り始め、下りの線路を過ぎて上りの線路ではねられたとみられている。
近くの防犯カメラの映像には、遮断機が下りる前の踏切に女性が入り、線路上で約30秒間、車いすの操作をしようとしたり、手をあげたりして立ち往生しているような姿が映っていたという。女性は踏切内に取り残され、どんなに怖かっただろうかと思うと、やりきれない思いになる。
JR西日本によるとUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-68996348662782549892017-11-29T12:09:00.000+09:002017-11-29T12:09:07.093+09:00東急田園都市線 男性の白杖をはさんで発車
報道によると、11月17日、東急田園都市線の二子玉川駅(東京都世田谷区)で、視覚障害のある男性が持っていた白杖(はくじょう)を挟んだまま、電車が発車していたことがわかった。男性は白杖を手放したため、けがはなかったが、白杖は折れたという。
報道によると、17日午後4時45分ごろ、駅ホームにいた視覚障害者の男性が、白杖の一部を車内に入れ、車両内にいた乗客に「この電車は各駅停車か急行か」と尋ねたところ、乗客の返事がなかったため、男性は乗るのをあきらめてドアから離れた際、ドアが閉まったという。この停車していた押上発中央林間行き下り電車は、男性の白杖を挟んだまま、次の二子新地駅(川崎市)まで運行された。
当時、車掌はモニターで男性が車両から離れるのを確認したが、白杖が細くて見えなかった。また、ドアに物が挟まったことを感知するUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-66259055808331096592017-11-29T11:38:00.000+09:002017-11-29T11:38:11.893+09:00東京・芝のエレベーター事故 遺族がシンドラー社と和解 東京都港区のマンションで、2006年6月3日、都立高2年の市川大輔(ひろすけ)さん(当時16歳)が、戸が開いたまま上昇したエレベーターに挟まれて死亡した事故から11年がたった。
11月24日、大輔さんの遺族が製造元の「シンドラーエレベータ」(中央区)などに損害賠償を求めた訴訟は、東京地裁(岡崎克彦裁判長)で和解が成立した。
報道によると、マンションを所有する港区や、エレベーターの保守管理会社「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)などが遺族と和解した。
和解は、シンドラー社や港区などが遺族に「深い遺憾の意」を示し和解金を支払う内容だという。再発防止に向けた取り組みの確約も盛り込まれ、和解金の一部は、遺族や支援者らが事故の再発防止活動を続けるための基金の創設に充てられる。また、港区が所有・管理する全エレベーターに事故防止装置を取り付けることも約束された。
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-67808818391922100902017-09-17T23:32:00.000+09:002017-09-18T21:53:54.609+09:00JR山陽線踏切事故、電車の運転士を書類送検~JR山陽線八人山踏切 報道によると、9月15日、一昨年岡山県倉敷市のJR山陽線の踏切で起きた事故で、岡山県警は、電車の運転士を業務上過失傷害などの疑いで、岡山地検に書類送検した。一昨年2月、JR山陽線新倉敷ー西阿知駅間の八人山踏切で、立ち往生したトラックと電車が衝突、乗客1人が重傷、運転士を含む44人が軽傷を負った。
運輸安全員会の報告書によると、トラックの運転手は踏切の非常ボタンを押して、電車に異常を知らせる発光機が作動したが、架線の支柱が運転士の視界を妨げ、電車の運転士は異常を知らせる発光機が見えなかった可能性が高いとしていた。
運転士は踏切の手前約210mでトラックに気づき、非常ブレーキをかけたが間に合わず、トラックと衝突したという。
今回、岡山県警は、電車の運転士が前方を確認を怠ったことが事故につながったとして、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで書類送検。また県警は、トラックのUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-67007656679360870782017-04-21T23:17:00.003+09:002017-04-22T23:00:52.941+09:00お年寄りを助けようと踏切へ~京急川崎第一踏切 4月17日、京急八丁畷駅そばにある踏切に行った。
報道によると、先週15日(土)午前9時9分頃、踏切に入ったお年寄り(77才)を助けようとした男性とお年寄りが亡くなった。お年寄りが遮断機が下りても、中にとどまっているのを見た男性(52才)が、踏切の外から声をかけたがお年寄りは出てこない。男性は、遮断機をくぐって中に入り、お年寄りを外に出そうと腰に手をまわしたが、直後に快特が来て二人とも電車に撥ねられた。
このニュースを聞いて、私は、2013年10月、横浜線中山駅そばの川和踏切で女性が亡くなった事故を思い出した。女性は、お年寄りを助けようとして踏切に入り、亡くなった。
今回も、お年寄りを助けようとした男性が亡くなったと聞き、やりきれない思いで胸が苦しくなる。
京急八丁畷駅そばにある踏切。快特が轟音をたてて通過する。
2017年4月17日撮影
&Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-41422722359423551682017-04-18T11:16:00.000+09:002017-04-18T11:38:03.795+09:00東日本大震災から6年~七十七銀行女川支店 東日本大震災から6年1か月近くが経った4月8日、石巻から女川町を訪ねた。
田村孝行さん夫妻の息子さん健太さん(当時25才)は、震災当時、七十七銀行女川支店の行員で、屋上に避難して津波にさらわれ、半年後に発見された。今回、田村さん夫妻に女川や石巻を案内していただいた。
七十七銀行女川支店で、津波襲来当時、支店の行員たちは、走っても1分という近くにある町の避難場所である堀切山に避難せず、屋上に避難して津波に呑まれた。12名が流され、今も8名が行方不明だという。
町の防災無線が「大津波警報が発令されました。至急高台へ避難してください」と叫ぶ中、なぜ、女川支店の人たちは避難場所に避難しなかったのか、なぜ高さ10mの二階建ての支店の屋上だったのか? 勤務中であるため、上司である支店長の「屋上へ」という指示に従わなくてはならなかったのなら、銀行に責任はないのか?
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-9122276192569967232017-04-14T22:28:00.000+09:002017-04-14T22:28:37.428+09:00那須で雪崩、高校生ら8名死亡~林野庁、雪崩危険個所に指定 報道によると、3月27日午前9時20分頃、栃木県那須郡那須町湯本にある那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生し、登山をしていた高校生らが巻き込まれた。高校生らはスキー場のゲレンデ上部で登山中に雪崩に遭い、県立大田原高校の生徒7名と教諭1名が死亡、他に生徒と教諭の計40名が重軽傷を負った。
那須高原署や消防、県教育委員会によると、現場では、3月25日から27日、栃木県高校体育連盟が登山訓練「春山講習会」を主催、県内七つの高校の山岳部の1,2年生が参加していたという。
報道によると、27日午前6時に、雪による悪天候のため登山を中止したが、午前8時から生徒と教員の計48名で雪を分けて進む「ラッセル訓練」をしていた。参加7校が5班に分かれて、大田原高校が先頭で訓練していたようだ。
宇都宮気象台は、26日午前10時半ころ、栃木県北部に雪崩や大雪の注意報を発表、注意を呼びかけていた。担当者Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-18485448408214436332016-12-31T00:30:00.000+09:002016-12-31T02:04:58.639+09:00広島市JR芸備線無連地第2踏切~事故から3年 広島市にあるJR芸備線無連地第2踏切では、3年前の12月5日、お年寄り二人と介護福祉施設の職員の乗った乗用車と普通電車が衝突して、施設の女性職員とお年寄りの二人が亡くなった。また一緒に乗っていたお年寄りの妻も一命をとりとめたものの、重傷を負った。
事故については、以前、ブログ(以下のページ参照)にも書いた。
「3人が死傷した踏切~広島市JR芸備線無連地第2踏切」
http://tomosibi.blogspot.jp/2014/06/2.html
今年11月26日、この無連地第2踏切に行った。広島駅からJR芸備線に乗り、志和口駅に行く。駅からは車で踏切に行く。
無連地第2踏切で電車の来た方角広島方面を見る
2016年11月26日
踏切には、無連地第2踏切の事故を取材してきた広島テレビのスタッフに同行してもらった。広島Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-26690848403155233332016-10-02T00:26:00.002+09:002016-10-02T00:26:46.820+09:00JR横浜線川和踏切の事故から3年 10月1日、踏切内に入ったお年寄りを助けた村田奈津恵さんが亡くなって、3年がたった。
あれから、事故のあった川和踏切はどう変わっているのだろうか。今年もまた足をはこんだ。
事故のあったときと少しも変わらないようだった。
JR横浜線中山駅近くにある川和踏切 2016年10月1日
車は検知するが人を検知する設定をしていない障害物検知装置、列車を止めるには間に合わないことのある非常ボタン、遠くから見える「踏切」の表示、列車が来る方向をしめす表示器。警報機や遮断機もあるのに、いとも簡単に踏切内に入れてしまう。
簡単なバーだけの遮断機は、子どもやお年寄りが誤って入ってしまう危険もあるのではないか。
スピードを出して、上りの列車が通過する 2016年10月1日撮影
今年は、献花台が設置されていなかった。献花台は、JR東が昨年まで設置していたと思う。
JRの敷地内に入って、花束Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-61780260133353114132016-09-15T00:38:00.001+09:002016-12-10T00:27:31.257+09:00関東鉄道で第4種踏切事故~事故原因の調査開始報道によると、9月12日午後5時すぎ、茨城県筑西市井上にある関東鉄道常総線黒子駅大田郷駅間にある踏切で、近くに住む小学4年生の男子児童(9)が自転車に乗って渡っていたところ、1両編成の下り列車にはねられて亡くなった。
事故を受けて、13日、国の運輸安全委員会の事故調査官2人が現場の踏切を訪れ、事故原因の調査を開始した。事故のあった踏切は歩行者や二輪車が通るための踏切で、警報器や遮断機は設置されていない第4種踏切。
男子児童は、友人の家から帰る途中で、踏切を渡っていて電車に撥ねられたとみられている。
調査を担当した鉄道事故調査官は、「踏切は木に隠れて列車からの見通しが悪いように思います」と語り、この点も含めて事故原因を精査するとしている。
列車からの見通しが悪いということは、小学生からも列車が見えにくかったのではないかと思う。
また、ニュースで事故のあった踏切を見ると、幅が狭く、路面Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-59433079179797258632016-08-31T01:30:00.001+09:002016-09-15T01:47:11.833+09:00横浜市鶴見区生見尾踏切の事故から3年
3年前の8月23日夕刻、横浜市鶴見区にあるJR京浜東北線の生見尾踏切でお年寄が、踏切を渡り切れず踏切内に取り残され、電車に撥ねられて亡くなった。
この事故を機に、横浜市と周辺に住む住民、商店街などと、踏切にどのように、線路をまたぐ歩道橋を設置するか、話し合いが持たれたが、未だに工事が始まる気配はない。
生見尾踏切には、JR東日本の3つの路線と貨物線が走る。横須賀線、京浜東北線を渡ると、いったん踏切が閉まる。退避場所をはさんで、東海道線の踏切を渡ると、頭上に貨物線が走る。貨物線のガードをくぐると、今度は、京浜急行の踏切が待っている。北側の岸谷から、踏切を3つ渡らないと、南側の生麦地区に行かれない。生麦駅に行く歩道橋は急な階段で、足腰の悪い高齢の男性が渡ることはできない。
右から、横須賀線、京浜東北線、東海道線の線路が並ぶ。
Unknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-45915237885767018802016-06-15T23:09:00.001+09:002016-06-15T23:09:11.379+09:00安全工学シンポジウム2016~事故防止のあり方を考える7月7日、8日、安全工学シンポジウム2016が開催される。
今年の全体テーマは、「技術と倫理」。活発な論議が期待される。
日本学術会議主催「安全工学シンポジウム2016」は,安全工学に関する各分野における問題点提起,優れた研究成果の講演と技術交流により,安全工学および関連分野の発展に寄与することを目的としている。
特別講演をはじめオーガナイズドセッション(OSと略),パネルディスカッション(PDと略),一般講演等の開催が予定されている。
主催は、日本学術会議総合工学委員会、共催は日本人間工学会他31学協会。<!---->
詳細なプログラムは、ホームページ http://anzen.org/html/Program.html
場所:日本学術会議 (地下鉄乃木坂駅下車、5番出口)
7月7日(木)は、私たちの発表・講演がある。
発表時間:12:20〜14:50 OS-6Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-36239018639027000382016-05-09T23:23:00.000+09:002016-05-09T23:23:11.049+09:00東武伊勢崎線竹ノ塚駅 下り急行線が高架に 5月8日、東武伊勢崎線竹ノ塚駅横を走る下り急行線の高架化が完成、「レールウォ-ク」が開催された。高架橋は高さ9mあり、仮設の階段をのぼって線路内に入り、長さ約80mの区間を歩いた。
足立区長をはじめ、国会議員、都議会議員、国土交通省、足立区関係者、地元町内会や自治会会長などが、高架になった線路の上を歩いた。一般参加は、事前に応募した住民などから抽選で選ばれ、約700名が高架橋の上を歩いたという。
下り急行線のレールや枕木を見る参加者たち
2016年5月8日撮影
2005年3月15日夕方、踏切保安係が誤って準急電車の来るのを忘れて遮断機をあげ、警報音が消された踏切へ、通行人が多数入り、4人が死傷した。その中に、私の母もいた。
あれから、11年あまりがたつ。竹ノ塚駅付近の高架化工事は、鉄道立体化の工事としては、異例の速さで進められていると聞く。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-64435876329586877872016-04-01T14:28:00.000+09:002016-04-01T14:32:33.190+09:00危険な踏切をなくす、実効性のある対策を~改正踏切道改良促進法が成立 3月31日、踏切道改良促進法の改正案が参院本会議で、全会一致で可決、成立した。
国土交通省は、2016年度中に、全国で危険性の高く改良の必要な踏切を1000か所程度指定し、20年度までに、対策をとるように鉄道会社と自治体にもとめる。
鉄道会社と自治体が具体的な対策で合意していなくても、国の判断で指定する。踏切の安全対策が迅速に進められることを期待したい。
国交省によると、指定に当たっては、以下の点に留意して決めるという。
[例]課題のある踏切
・開かずの踏切(ピーク時の遮断時間が40分以上の踏切道)
・踏切交通遮断量が一定以上の踏切道
・歩道が狭隘な踏切道
・通学路における小学生等の通行の安全確保が必要である踏切道
・高齢者等の通行の安全確保が必要である踏切道等
踏切は危険なところだ。根本的な対策は踏切をなくすことだがUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-52740493658385215272016-01-29T12:02:00.000+09:002016-01-29T12:02:27.737+09:00繰り返されたツアーバスの事故~長野県軽井沢町の事故 2週間前、1月15日の未明、軽井沢でツアーバスの事故が起きた。将来のある多くの若者たちが犠牲となった。
バスは、国道のセンターラインを越えて、ガードレールを突きやぶり、3m崖下に転落した。運転手や学生など15人が亡くなり、26人が負傷した。
事故から日が経つにつれ、報道から、バス会社が運転手の健康管理を怠っていたことや、運行ルートを変更したこと、バス会社が国が定める基準の金額よりも安くツアーを受注していたことなどがわかってきた。また、バスが転落する寸前の監視カメラの映像が公開され、バスが時速100km前後のスピードを出していたらしいこともわかってきた。
また、ギアがニュートラルに入っていたので、ブレーキが利かなくなっていたのではないかと言われている。運転手がバス会社に入社したばかりで、大型バスの運転に不慣れだった可能性があるという。
事故のあった15日午後、国交省はバスUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-84029277705663376512015-12-15T00:35:00.000+09:002015-12-15T00:35:07.249+09:00危険な踏切の対策を急げ報道によると、12月12日、国土交通省は、歩行者が事故に遭う可能性のある危険な踏切の対策を加速させる方針を固めた。
踏切内の歩道の拡幅、道路と鉄道の連続立体化などの改良の方法が決まらなくても、国の判断で「改良が必要な踏切」に指定し、自治体と鉄道会社に取り組みを促すことを柱とするという。
対象となる踏切は全国1000か所以上になる見込み。次期通常国会に踏切道改良促進法改正案を提出する。
国土交通省鉄道局の「鉄軌道輸送の安全にかかわる情報 平成26年度」によると、2014年度(平成26年度)には、踏切では246件、事故が発生、92人が死亡している。亡くなった人の約8割は歩行者で、そのうちの4割が65歳以上の高齢者である。
2012年、2013年と、二人の女性が、踏切で倒れていた高齢者を助けようとして亡くなるという痛ましい事故がおきた。
女性が亡くなった踏切の横に、JR東が献花台Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-82570390597728736342015-11-08T00:44:00.002+09:002015-11-08T00:44:56.144+09:00第10次交通安全基本計画(中間案)についての意見 交通安全基本計画は、交通安全基本法に基づき、陸上、海上及び航空交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱等を定めるものだ。
現在、内閣府では、平成28年度から始まる第10次交通基本計画の作成に向け、作業が進められている。これまでの中央交通安全対策会議での検討を踏まえて、中間案がまとめられ、11月6日、公聴会が開催された。
この公聴会には、関係する各省庁と各都道府県・政令指定都市の担当者も傍聴した。
私も幸い公述する機会をいただいたが、公述する時間が8分と短いため、問題を絞って意見を述べさせていただいた。(公聴会で述べたことをまとめたので、以下に掲載します)
なお、昨年9月に、内閣府は意見聴取会を開催して、交通事故被害者団体などから、交通安全基本計画にたいする意見を聴取、踏切事故遺族の会「紡ぎの会」も意見を述べさせていただいた。
~~~~第10次交通安全基本計画(中間案)Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4405889452910222518.post-66101916860192594562015-10-31T23:55:00.000+09:002015-11-01T00:35:02.994+09:00高齢者などの踏切事故防止対策を検討、公表~国土交通省 国土交通省は、10月7日、高齢者や移動に制約を受けている人たちの踏切事故防止対策について、昨年7月から検討してきた結果を公表した。
踏切事故は、長期的には減少傾向にあるとはいえ、最近は、高齢者(65歳以上)や移動に制約のある人(以下「高齢者等」と略)が車いすに乗るなどしていて、踏切道を渡りきれずに死亡する事故が相次ぎ、事故をどのように防止すべきか、検討が迫られていた。
国土交通省が今回公表した「高齢者等の踏切事故防止対策について」によると、踏切事故件数290件のうち、歩行者は約3割、死亡者の約7割は歩行者である。また、死亡した歩行者のうち、約4割は65歳以上の高齢者である。
このように、踏切事故において、65歳以上のお年寄りなどが事故に遭う割合が大きいことがわかった。そのため、踏切事故防止対策の検討会では、鉄道事業者から踏切で記録された画像を提供してもらい、具体的な事例を分析Unknownnoreply@blogger.com0