2016年9月15日木曜日

関東鉄道で第4種踏切事故~事故原因の調査開始

報道によると、9月12日午後5時すぎ、茨城県筑西市井上にある関東鉄道常総線黒子駅大田郷駅間にある踏切で、近くに住む小学4年生の男子児童(9)が自転車に乗って渡っていたところ、1両編成の下り列車にはねられて亡くなった。

事故を受けて、13日、国の運輸安全委員会の事故調査官2人が現場の踏切を訪れ、事故原因の調査を開始した。事故のあった踏切は歩行者や二輪車が通るための踏切で、警報器や遮断機は設置されていない第4種踏切。


男子児童は、友人の家から帰る途中で、踏切を渡っていて電車に撥ねられたとみられている。
調査を担当した鉄道事故調査官は、「踏切は木に隠れて列車からの見通しが悪いように思います」と語り、この点も含めて事故原因を精査するとしている。

列車からの見通しが悪いということは、小学生からも列車が見えにくかったのではないかと思う。
また、ニュースで事故のあった踏切を見ると、幅が狭く、路面が傷んでいるようにみえる。
関東鉄道では警報機や遮断機のない第4種踏切が数多く残って、事故が起きている。利用者が多い踏切であるならば、踏切の安全対策を検討して、事故の再発を防ぐべきだと思う。

最後になりましたが、亡くなられたお子さんのご冥福をいのります。

《参考記事》
「小学4年生の男児 列車にはねられて死亡 茨城」2016年9月12日NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160912/k10010682781000.html
「小4死亡の踏切事故 運輸安全委が調査開始 茨城 筑西」2016年9月13日NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160913/k10010684111000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001