報道によると、27日、東京電力福島第一原子力発電所の事故が、福島県民にどのような影響を与えているか、放射線の健康への影響を見守る調査が始まった。
当面、空間線量が高い浪江町、川俣町、飯館村の3町村の住民120人を対象に、予備調査を実施し、体内に取り込まれた放射性物質による内部被曝がどの程度なのかを確認する。
これを参考に本格調査の手法を検討する。調査は30年以上にわたる予定で、ヨウ素と放射性セシウムについて調べ、骨に蓄積し、長い間身体に影響を与えるストロンチウムについては調べない。推計の精度も、原発の作業員管理の場合よりも低いと見られ、課題も多いという。
初日の調査は、浪江町の30から67歳の男女10人が千葉県にある放射線医学総合研究所で計測する。
住民への放射線の影響がどのようなものなのか、国は迅速に調査し、早く対策を講じてほしいと思う。
《参考記事》
「内部被曝追跡始まる 30年調査、まず10人が放医研へ」 2011年6月27日13時19分
http://www.asahi.com/national/update/0627/TKY201106270090.html?ref=any
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