2011年9月27日火曜日

CR機能のない使い捨てライター販売禁止

 9月27日から、チャイルドレジスタンス(CR)機能のない使い捨てライターは販売が禁止される。東京消防庁によると、2006年から2010年の間に、12歳以下の子供による火遊びが原因の火事は328件あり、7人が死亡、125人がけがをしている。そのうち、7割が使い捨てライターを使っていた。幼い子どもの火遊びが原因で火事になり、子供らが亡くなる火事が多発していたことから、昨年12月、使い捨てライターも、第三者機関の検査が義務付けられている消費生活用製品安全法の「特別特定製品」に追加された。
レバーを重くするなど、安全基準に合格したことを示す「PSCマーク」がないライターは販売できなくなる。

子供が火遊びをしないよう指導するとともに、子供がライターを簡単に着火できない仕組みも必要と安全基準が決められた。
幼い子らが犠牲となることのないよう、喫煙などでライターを使う大人たちには十分な安全なライターを使ってほしい。

《参考》
拙ブログでは、以下で取り上げました
「ライター火災、消費者庁などが全国調査実施 」2010年4月4日
http://tomosibi.blogspot.com/2010/04/blog-post_04.html

 (独)製品評価技術基盤機構は、子どものライターなどの事故について注意喚起している。
「子どもによるライター等の事故の防止について(注意喚起) 」2011年9月22日
 http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs110922.html

《参考記事》
 「CR機能なしライター きょうから販売規制 園児に絵本で呼び掛け」 東京新聞2011年9月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110927/CK2011092702000029.html

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