足立区長をはじめ、国会議員、都議会議員、国土交通省、足立区関係者、地元町内会や自治会会長などが、高架になった線路の上を歩いた。一般参加は、事前に応募した住民などから抽選で選ばれ、約700名が高架橋の上を歩いたという。
下り急行線のレールや枕木を見る参加者たち 2016年5月8日撮影 |
あれから、11年あまりがたつ。竹ノ塚駅付近の高架化工事は、鉄道立体化の工事としては、異例の速さで進められていると聞く。足立区はじめ、関係者の皆様のご尽力のおかげと、心より感謝申し上げる。
2012年11月に工事が始まり、今回、下り急行線が最初に上にあがった。5月28日、レールの切替えをし、翌29日の始発から高架線路を走る。
これによって、平日の通常ダイヤで、1日に踏切を通過する列車の本数は906本から、下り急行線の分238本が減るという。朝のピーク時には、1時間に数分程度、踏切の遮断時間が短くなるそうだ。
竹ノ塚駅付近高架化のようす(東武鉄道作成資料から) |
高架化工事は2021年春の完成予定。まだまだ、「開かずの踏切」の状況は続く。踏切事故が繰り返されないように、また、工事の作業中事故のないように、安全に工事が進むことを願っている。
≪参考記事≫
「『開かず踏切』事故、もう二度と 竹ノ塚に悲願の高架橋」
朝日新聞2016年5月9日(2016年5月9日アクセス) http://digital.asahi.com/articles/ASJ5843D9J58UTIL00L.html
「東武伊勢崎線竹ノ塚駅 高架線一部が来月開通」
東京新聞2016年4月26日(2016年5月9日アクセス)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016042602000236.html
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