7月2日、3日、日本学術会議主催の「安全工学シンポジウム2015」が開催される。
同シンポジウムは、安全工学に関する各分野の問題を提起、優れた研究成果の講演と技術交流により、安全工学および関連分野の発展に寄与することを目的としている。
会期中は特別講演はじめオーガナイズドセッション、パネルディスカッション、一般講演などが予定されている。
なお、OS-3「事故情報と事故調査~事故防止のあり方を考える」では、以下の発表がある。
事故を無くすには、事故情報の収集と分析が欠かせない。では、踏切事故をはじめ、学校や生活の場では、どのように事故情報が集められ、再発防止に役立てられようとしているのか、事故の遺族や各分野の研究者・専門家が講演する。
OS-3の日時:7月2日(木)午前9時30分から11時20分
会場:日本学術会議第3室 5階 5A-(2)
内容:①加山宏(東武伊勢崎線竹ノ塚踏切事故遺族)
「事故情報と事故調査~事故防止のあり方を考える」
②加山圭子(東武伊勢崎線竹ノ塚踏切事故遺族)
「電動車いすの事故と踏切の安全対策」
③松田俊也(株式会社システムアドバンスト)
「画像認識技術の踏切道障害物検知装置への応用」
④内田良(名古屋大学)
「「仕方のないこと」から「公的な問題」へ~学校における柔道事故、転落事故を題材に
⑤本江彰(日本ヒューマンファクター研究所)
「生活空間事故と事故調査」
⑥高杉和徳(製品安全コンサルタント)
「事故の再発防止から未然防止へ~リスクアセスメントの活用~」
⑦米倉勉(弁護士)
「科学的に不確実な損害と予防原則」
参加費:無料
安全工学シンポジウム2015全体については、以下のホームページを参照
http://www.anzen.org/
主催:日本学術会議総合工学委員会
共催:土木学会ほか32学協会
テーマ:安全安心な社会サイクルの構築
会期:2015年17月2日(木)~3日(金)
会場:日本学術会議(港区六本木7-22-34)
東京メトロ千代田線乃木坂駅下車5番出口からすぐ
参加登録費:無料
講演予稿集:希望者に配布。1部5,000円(学生は2,000円)
プログラム:詳細は、安全工学シンポジウム2015 ホームページを参照http://www.anzen.org/html/Program.html
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