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2014年10月8日水曜日

ノーベル平和賞予測リスト、「憲法9条」がトップ

 10月10日に、ノルウェーのオスロで、2014年のノーベル平和賞が発表される。報道によると、その受賞予測のトップに「憲法9条を保持する日本国民」が急浮上した。
 毎年、受賞予測を発表し、的中した実績のある民間研究機関・オスロ国際平和研究所が、3日、ウェブサイト上の予測リストを更新、それまでランク外だった「憲法9条」がトップに上がった。
 これまで、同リストにはフランシスコ・ローマ法王が筆頭候補だったそうだ。3日付けで「憲法9条」が法王と交代した。
 報道によると、オスロ国際平和研究所長のハープウィケン氏は、
「中立や不可侵、平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は、軍事的な紛争解決が多用される昨今において重要であるにもかかわらず、十分に光が当たっていない」と話しているという。

 戦争の放棄を定めた憲法9条をノーベル平和賞に推した「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(事務局・神奈川県相模原市)には、今年4月に、ノルウェー・オスロのノーベル委員会から推薦を受理したという連絡があり、「憲法9条」は正式に平和賞候補になっている
 事務局のホームページによると、憲法9条に平和賞授賞をもとめる署名は10月2日時点で、41万人分集まっているということだ。
 戦後70年、日本が他国と一度も武力衝突を起こさずに来たのは、憲法9条の存在が大きい。
 
 憲法の理念を守ろうとする人たちと、憲法の中身を変質させ戦争ができる国にしようとする人たちとのせめぎあいの中で、守られてきた平和主義。それは、日本だけでなく、世界中の人たちが共感できるものにちがいない。
 先の戦争で失ったたくさんの命。その尊い犠牲を忘れず、戦争を無くし平和な世界をつくるのが、戦後に生きる私たちのつとめではないかと思う。その中心に、憲法をすえていこうと思う。

≪日本国憲法から、前文と第2章第9条を抜粋≫

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

   第二章 戦争の放棄
第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

≪以下のホームページから署名ができます≫2014年10月8日追加
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/
以下のキャンペーンのリンクからネット上で署名ができる仕組みになっています。
http://www.change.org/p/世界各国に平和憲法を広めるために-日本国憲法-特に第9条-を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください-please-award-the-nobel-peace-prize-to-the-japanese-citizens-who-have-continued-maintaining-this-pacifist-constitution-article-9-in-particular-up-until-present?recruiter=162762234&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=email&utm_source=share_petition
≪参考記事≫
「9条、なぜノーベル賞トップ予測『戦後の歩みに共感』」朝日新聞2014年10月7日10時28分
http://digital.asahi.com/articles/ASGB64J07GB6PTIL010.html

2012年4月30日月曜日

チェルノブイリ事故から26年~新シェルターの建設へ

  4月26日、旧ソビエト連邦ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所で、放射性物質を封じ込めるため、新しいシェルターの組み立てが始まった。

 チェルノブイリ原発を覆う「石棺」が老朽化したため、汚染された水や粉じんが漏れ出ていた。その対策として、3年でシェルターの完成を目指す。そして、原子力発電所の解体や、溶け出した核燃料を取り出すには、100年近くかかるという。
 事故から26年がたつ4月26日、新たなシェルターをつくる工事が始まった。シェルターはかまぼこ型で、鉄骨の骨組みにパネルを組み合わせる。高さ105m、幅257mになるという。 
 
 
 隣接する敷地で組み立てられ、その後、特製のレール上を滑らせて、事故を起こした4号炉にかぶせる。耐用年数は100年といわれる。完成は、2015年となる予定で、原発の解体はその5年後に始め、約10年で終わる計画だという。高熱で溶けた核燃料などの物質を摘出するには、今から30年後に着手し、60年ほどかかるという。

 シェルターの建設費は、はじめの予想の2倍近い約15億ユーロ(約1620億円)で、欧州復興開発銀行の基金などでまかなわれる。東京電力福島第一原発の事故をきっかけに、チェルノブイリ原発が再び注目を集め、欧州連合やロシア、米国などが拠出を増やし、シェルターの建設が始まった。

 事故を起こした原発の解体や溶けた核燃料をとりだすには、なんと長い年月がかかることだろう。
 しかし、ウクライナの首相は、原発の価格は太陽光発電の50分の1だとして、その経済性を理由に、原発の利用を続けるとしている。

 
《参考記事》

「チェルノブイリ原発、新たな『石棺』着工 老朽化対策で」 朝日新聞4月26日
http://digital.asahi.com/articles/TKY201204260516.html

2011年7月30日土曜日

中国高速鉄道事故~徹底した事故調査と情報の公開を

 7月23日夜、中国浙江省杭州発福建省福州行きの高速鉄道が、浙江省温州付近で前に停車していた列車に衝突脱線し、高さ20~30mある高架橋から4両が転落、多数の死傷者が出た事故から1週間がたった。
 なぜ、前を走る列車には「赤」信号を送り、後ろからくる列車には「赤」信号が届かなかったのか。又、信号が落雷で故障したというが、そういう場合は、列車が停車するように、安全な方に信号が変わるのではないか。そのようなフェールセーフの仕組みが働かなかったのはなぜなのか。まだ、調査中なのでわかっていない。

 24日朝のニュースでは、脱線した先頭の車両を重機で破壊し穴に埋める作業をしているところが映された。まだ事故原因も調査されていないだろうに、追突した先頭車両を穴を掘って埋めるとは、なぜだと驚くほかなかった。

 それ以来、驚くことばかりだった。死傷者の数は日を追うごとに増えて、死傷者数は200人を超えるという。当局が把握していないのか、わからないが、死者の数も41人といわれている。

 一方で、救援にあたった医師らの話として、死者は100人を超えるのではないかという報道もある。報道によると、脱線した車両は、前の車両と合わせて6両だそうで、追突した後続の列車は4両が高架橋から落ちていることから、もっと死傷者数は多いのではないかと私は思っていた。各車両の定員は100人程度、ほぼ満席だったというから、転落した車両に乗っていた人だけでも、負傷者は400人くらいにならないだろうか。転落した車両の乗客は少なくともけがはしているに違いない。

 もちろん、けがをされた乗客や亡くなった方が少ない方がよいに決まっている。しかし、もし、当局が、事故現場の混乱から正確な数字を把握できていなかったり、被害を小さく見せようとして、数字を偽って発表しているとしたら、許されることではない。

 事故後28日、温家宝首相は、事故現場を訪れて記者会見し「調査のすべてを公開、透明を原則とし、社会の監督のもとで進めなければならない」と述べたという。また、「安全を失えば、信頼も失う」とし、「(発展が)早ければいいのではなく、質や効率などを考慮し、何より安全を最優先させる」と強調。「人災か」という記者の質問には、「歴史の検証に堪えうる結論を出す。腐敗問題があれば、法に基づいて対処し、手加減はしない」と厳しく対処する姿勢をみせたという。

 中国当局の対応は、報道でしかわからないが、もっと情報を正確に迅速に公開すべきではないかと思う。被害者の家族や友人にとって、家族や友人がどこの病院に収容されているのか、無事なのかどうかといった安否情報は早く知りたいことだ。また、なぜこのような事故が起きたのかということは、ぜひ正確に知りたい。

 中国当局は今回の事故調査をあいまいにしたり、適当な原因をあげて事故調査を終わらせず、事故調査を徹底して行い、結果を遺族に誠実に説明し補償すること、同時に同じような事故を起こさないよう、緊急に高速鉄道の点検を行うことが必要だと思う。 

《参考記事》
「温首相、事故現場で異例の会見 『安全最優先させる』」 朝日新聞2011年7月28日
http://www.asahi.com/international/update/0728/TKY201107280755.html

「中国、プログラム設計に重大欠陥 当局が鉄道事故原因に言及」 2011/07/30 12:24 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011073001000293.html

2011年5月26日木曜日

ユネスコ「世界記憶遺産」に筑豊の炭鉱記録画

 報道によると、5月25日国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は、福岡県飯塚市出身の絵師山本作兵衛(1892~1984)がかき残した記録画など697点を「世界記憶遺産」に登録すると発表した。
日本から世界記憶遺産に登録されるのは初めてである。

 山本作兵衛は、14歳から筑豊の各炭鉱で働き、65歳から炭鉱労働の実態や鉱員の生活を記録に残しておきたいと、絵を描くようになった。1000点以上の水彩画があるという。その一部は、遺族が遺品とともに田川市や福岡県立大学に寄贈するなどしていた。

 今回記憶遺産に登録されるのは、福岡県田川市が所有する絵画585点、日記6点、雑記帳や原稿など36点と、山本家が所有し県立大学(田川市)が保管する絵画4点、日記59点、原稿など7点にのぼる。

 2009年10月、世界文化遺産の登録をめざす「九州・山口の近代化産業遺産群」の委員会が、山本作兵衛の作品を「炭鉱記録画の代表作」と絶賛したのがきっかけで、山本の作品が注目を集めるようになった。
 昨年3月、山本作品を世界に紹介しようと、田川市と県立大学は、図録などを添えた推薦書をユネスコに提出し、記憶遺産に登録申請した。

 山本作兵衛の作品は、ユネスコのホームページでは、「筑豊の炭鉱が産業革命に直面していた時代についての個人的な証言集」と作兵衛作品を評価。そのうえで選定理由を「当時は政府・企業による公式記録は多くあるが、労働者による私的記録は極めてまれ。公式記録とは正反対の荒々しさと臨場感を持ちあわせており、世界史にとって重要な時代の、正真正銘の個人的記録」と評価されているという。

 炭鉱で働いていた労働者自身による記録画が世界的に評価されたことを喜ぶとともに、保管している所には貴重な記録の保存方法をあらためて検討してほしいと思う。

 ―世界記録遺産についてのメモ―

 世界記録遺産(Memory of the World)とは、ユネスコが主催する三大遺産事業のひとつで、1997年から始まった。歴史的文書など、記録遺産は、保存の危機にあるものが多い。そのため、ユネスコは効果的な保存手段を講じるため、記録遺産として残すべきものリストの作成をはじめた。
 最新のデジタル技術を駆使して重要な記録を保全し、研究者や一般人など世界の人々が容易に接することができるようにした。また、全世界に広く公開することで、重要な記録遺産を持つ国家の認識を高めることを目的としている。

《参考》
ユネスコ「世界記録遺産(Memory of the World)」
http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/flagship-project-activities/memory-of-the-world/homepage//
山本作兵衛の作品について
http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/flagship-project-activities/memory-of-the-world/register/full-list-of-registered-heritage/registered-heritage-page-8/sakubei-yamamoto-collection/#c200778
 
《参考記事》
「記憶遺産に筑豊の炭鉱画…山本作兵衛の697点」 (2011年5月26日02時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110526-OYT1T00122.htm?from=any

「世界記憶遺産:ユネスコ「世界史にとって重要な個人記録」(毎日新聞2011年5月26日15時06分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110526k0000e040090000c.html

2010年8月2日月曜日

核実験の被害語るビキニ環礁が世界遺産に 

 報道によると、31日ブラジルの首都ブラジリアで開かれていた世界遺産委員会は、マーシャル諸島の「ビキニ環礁」を世界遺産(文化遺産)に登録すると決めた。

 「ビキニ環礁」などでは、冷戦時代の1946年から58年、アメリカが67回の核実験を実施した。水爆実験によるクレーターが残っている。

 遺産委員会は「ビキニ環礁は、核実験の威力を伝えるうえできわめて重要な証拠が保存されている」と指摘したうえで、「環礁はその歴史を通じて、人類が核の時代に入ったことを象徴している」と評価しているそうだ。広島の原爆ドームに続き、核兵器の惨禍を伝える文化遺産となる。

 54年に実施された水爆「ブラボー」の実験では、日本の第五福竜丸など、近海で操業していた漁船の乗組員23名も「死の灰」を浴び、被曝した。半年後に、この船の無線長だった久保山愛吉さんが亡くなっている。

  「負の遺産」こそ記憶にとどめて、二度と同じ過ちをくりかえさないようにつとめることが大切だと思う。


《参考記事》
ビキニ環礁が世界遺産に 核実験の被害語る「負の遺産」  2010年8月1日23時1分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0801/TKY201008010235.html?ref=any

2010年7月31日土曜日

スイス「氷河特急」脱線事故、速度超過が原因

 報道によると、スイス連邦政府の公共交通事故調査局(SEA)は、スイス南部バレー州で起きた観光列車「氷河特急」の脱線事故は、運転士による速度の出し過ぎによる人為的なミスで事故が発生したとする暫定的な調査結果を発表した。

 SEAは、機関車の記録計などを詳細に分析した結果、列車は事故現場付近を規定速度の35キロを少なくとも10キロ超えて通過しており、最終車両がカーブを曲がり切る前に、最高56キロまで加速し、その結果後方の車両が脱線したとしている。
 SEAの責任者コベルト氏は、「運転士は加速を急ぎ過ぎたと思われる」と述べているという。

 運行会社マンターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)のシュミット会長は、「人為的なミス」と会社側の過失を認め、亡くなった国本安子さんはじめ負傷者に謝罪した。
 これまで、SEAや警察の事情聴取に対して、運転士は「運転士はレールが歪んでいた」と語っていたそうだが、調査の結果、責任者のコベルト氏は、脱線に関係するほどゆがみは認められなかったとしている。最終報告書は、数週間以内にまとめられるそうだ。現場では、運行を再開したが、スピードを落として通過しているという。

 27日の記者会見では、事故原因がわからないのに運行が再開されたことに国本さんの遺族は驚いたようすで、「同じようなことが起きないか懸念している」と語った。突然、穏やかに定年後の生活を送っていた夫妻を襲った事故に、遺族はやりきれない思いではないかと思う。なぜ、運転士がスピードを出し過ぎていたのかも調査されなくてはならない。

《7月31日追記》
 以前、「氷河特急」に乗ったことのある知人に聞いたところ、今回事故のあったところよりももっと危険な所はたくさんあり、なぜあの場所で事故が起きたのか、十分調査されなくてはならないとのこと。地元メディアの中には、ダイヤがタイトではなかったかという指摘もあるという。運行が遅れると運転士にぺナルティが科せられるようなことはなかったのか、十分調査される必要がある。

《参考記事》
「速度超過で脱線、『人為ミス』認める スイス列車事故 」  2010年7月30日23時7分 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0730/TKY201007300554.html

《追加参考記事》
「『氷河特急』運転士の捜査本格化 運行会社の責任浮上も」 【ジュネーブ共同】2010/07/31 09:41
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010073101000110.html

2010年7月28日水曜日

8月の広島平和式典へ、駐日アメリカ大使らが出席

 報道によると、8月6日に、広島市で開かれる原爆死没者慰霊式・平和祈念式に、アメリカのルース駐日大使が出席する方向であることを、日本政府関係者が明らかにした。
 実現すれば、アメリカの駐日大使としては、はじめての平和式典参加となる。

 昨年4月のプラハでの演説以来、オバマ大統領は核廃絶・核軍縮を訴えてきたが、ルース駐日大使の出席はその決意をあらわすものと思われる。
 また、昨年10月、ルース氏は広島市の原爆ドームや原爆資料館を視察しており、「深く感動した」と、その印象を語っているという。

 1998年以降、広島市は核保有国に式典への出席を要請してきており、今年は、アメリカ、イギリス、フランスも出席、アメリカ・フランスを除いても過去最多の67カ国が代表を送る。
 
 潘基文(パンギムン)氏も国連事務総長として初めて、今年の広島の式典に出席する予定で、26日、27日から開かれる国際会議「2020核廃絶広島会議」(国際NGO・平和市長会議と広島市主催)に向け、「確実に核兵器使用を防ぐには、核兵器の全廃しかない」とするメッセージを出している。

 5月に国連本部で開かれたNPT(核不拡散条約)会議では10年ぶりに最終文書を採択した。また、昨年オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞するなど、世界的に核軍縮・不拡散の機運がもりあがってきているといえる。

 各国の代表には、平和式典で亡くなった人の冥福を祈るだけではなく、核廃絶へ の決意を示してほしいと思う。

《参考記事》
「ルース米大使が初出席へ 8月の広島平和式典」  【ワシントン共同】 2010/07/28 13:30
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072801000230.html

「『核兵器使用防ぐには全廃しかない』国連事務総長」  2010年7月27日11時28分
http://www.asahi.com/special/npr/TKY201007270205.html

2010年7月25日日曜日

スイスの観光列車「氷河特急」が脱線・転覆

 7月23日正午、スイス南部のバレー州で、観光列車「氷河特急」が脱線・転覆した。この列車には、日本人観光客が多数乗っていた。
 列車は7両編成で、乗客は約210人、脱線したのは後ろ3両でうち2両が転覆した。この3両には日本人が多数乗車しており、地元警察によると、負傷者は42人で、このうち重傷者12人を含む38人が日本人だという。

 「氷河特急」は、アルプスの山並みを車窓から楽しめるため、日本でも人気が高く、年間7万人の日本人が訪れるという。「氷河特急」は、名峰マッターホルンの登山基地であるツェルマットから冬季オリンピックが開催されたことのあるサンモリッツまでの約270㎞を8時間かけて結ぶ。標高2000mの山岳地帯を時速30kmで走り、「世界一遅い特急」と言われる。

 「鉄道先進国」と鉄道関係者が認めるスイスで起きた大事故に、なぜ遅い特急の事故が起きたのかと疑問を持つ。事故現場は緩やかなカーブになっており、急峻な山岳地をぬうように走る氷河特急にとっては難所とはいえないところだという。
 これから、本格的な事故原因の調査が始まるのだろうが、時間をかけてていねいに調査をして、事故の再発防止に役立ててほしいものだと思う。

 最後になりましたが、事故で亡くなられた女性のご冥福を祈るとともに、負傷された方が一刻も早く回復されることを祈ります。

《参考記事》
「緩いカーブなぜ脱線 スイス列車事故、究明難航も 」  (2010/7/24 22:06  日経)
【ジュネーブ=藤田剛】
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E1918DE0E6E2E5E0E2E3E29191E3E2E2E2?
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2009年10月27日火曜日

トヨタ車暴走事故:アメリカ当局、車両の欠陥を指摘

   今年8月、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴ郊外の高速道路で、トヨタ自動車がアメリカで販売した「レクサスES350」が時速190キロで暴走し、他の車と衝突して、乗っていた4名が亡くなった。

 この事故は、フロアマットにアクセルが引っ掛かって戻らなくなり、止まらなくなったものだが、事故を調査していた米道路交通安全局(NHTSA)は、アクセルペダルの形状がフロアマットに引っ掛かる可能性があったとして車両の欠陥を指摘しているという。

 トヨタは、この事故後、フロアマットがずれてアクセルが戻らなくなる可能性があることから、フロアマットの固定金具をはずしたりしないよう購入者によびかけていた。トヨタは車両本体に欠陥はないとの立場だったが、アメリカ当局の指摘を受けて、対応を検討することになるのだろうか。

 8月の事故では、運転手が非常時にエンジンを停止させる方法がわからなかったらしい。
 最近の自動車は、アクセルが戻らない場合の対処法が、わかりにくいという。ボタンでエンジンを始動・停止させる車は、高級車を中心に普及した。走っている最中にエンジンを止めるには、ボタンを3秒以上押し続けなくてはならない。この特殊な操作は、事前に知らなければとっさにはできないと思う。
 簡単に見える操作だが、とっさの場合にすぐできる操作やわかりやすい操作が必要ではないだろうか。
 
 アクセルペダルやフロアマットの構造は、日本とアメリカで大差ないというから、同じような事故が起きる可能性はある。早急に対策を取る必要があるのではないだろうか。


《記事から》
米当局「アクセル欠陥の可能性」 トヨタ車事故で指摘
2009/10/26 08:53 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102601000082.html

2009年8月2日日曜日

ユネスコ「世界記録遺産」に「アンネの日記」登録

 31日まで、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は、世界記録遺産を決める国際諮問委員会を開いていたが、あらたに、「アンネの日記」など、35点を世界記録遺産として登録すると発表した。

 世界記録遺産(Memory of the World)とは、ユネスコが主催する三大遺産事業のひとつで、1997年から始まった。歴史的文書など、記録遺産は、保存の危機にあるものが多い。そのため、ユネスコは効果的な保存手段を講じるため、記録遺産として残すべきものリストの作成をはじめた。
 最新のデジタル技術を駆使して重要な記録を保全し、研究者や一般人など世界の人々が容易に接することができるようにした。また、全世界に広く公開することで、重要な記録遺産を持つ国家の認識を高めることを目的としている。

 今回、人類が記録すべき文書として「アンネの日記」が選ばれたことは、先の戦争の記憶を失ってはならないこととして、あらためて私たちに提示したともいえる。
 
 8月は、戦争の記憶を鮮やかにすべきときでもある。
 平和に暮らすということ、不安なく穏やかに暮らすということはどういうことなのか、そのためには、何が必要なのか、あらためて考えてみようと思う。
  
 
《参考記事》
ユネスコ「世界記録遺産」に「アンネの日記」登録   2009年7月31日17時10分
http://www.asahi.com/international/update/0731/TKY200907310361.html