神戸検察審査会が3度「起訴相当」とした議決を、今回もまた、神戸地検は、不起訴にした。
2001年の明石歩道橋事故で、業務上過失致死傷容疑で書類送検された元明石署副署長(62)を、神戸地検が不起訴としたことに対して、遺族が検察審査会に不服申し立てをして、3回目になる。
そのたびに、神戸地検は再捜査をして不起訴にしてきた。市民が参加する検察審査会の議決を毎回無視してきた。
2006年、起訴を要請しに遺族が最高検に行った際、遺族に不適切な対応をしたことを反省して、松尾邦弘検事総長が「『被害者とともに泣く検察』というが、泣いていなかったのではないか」と言った。そういうことは、神戸地検ではもう忘れられているのだろうか。
《参考記事》
明石歩道橋事故、元副署長4度目の不起訴 神戸地検 2009年10月2日13時27分
http://www.asahi.com/national/update/1002/OSK200910020068_01.html
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