16日、国民生活センターは、ソフトコンタクトレンズ用消毒液(一体タイプ)の多くは、消毒力が不十分であるとの研究結果を公表した。
洗浄から保存まで行えるタイプの消毒液は、洗浄と保存液が別々のものに比べると、殺菌力が弱く、このタイプの消毒液を使っているコンタクトレンズ使用者に、微生物による感染症が増加しているという研究結果がでた。アカウントアメーバなどの微生物が目の表面の傷から入り込み、角膜が炎症を起こすという。
センターでは、消費者にコンタクトレンズや消毒液の正しい使い方、定期検診をすすめるといった情報提供や指導をするよう、厚生労働省や消費者庁などにもとめた。
製品名などの詳しい情報は、
国民生活センターHP「ソフトコンタクトレンズ用消毒剤のアカントアメーバに対する消毒性能
-使用実態調査も踏まえて-」
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20091216_1.pdf
薬害オンブズパースン会議HP
「ソフトコンタクトレンズ消毒剤MPS使用者におけるアカントアメーバ角膜炎発症防止に関する要望書提出」
http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=734
《朝日新聞記事》
一体タイプのコンタクト消毒液、6製品「殺菌力不十分」2009年12月16日21時4分
http://www.asahi.com/national/update/1216/TKY200912160355.html
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