今年10月20日午前7時40分ごろ、岩手県宮古市八木沢のJR山田線の踏切で、宮古発花巻行きの普通列車が乗用車と衝突し、この車を運転していた宮古市八木沢のパートの女性と、高校2年生の息子さんが全身を強く打ち、亡くなった。
地元の八木沢自治会では、事故のあった踏切に遮断機の設置を求める要望書を提出した。周辺は、道路整備が進み、交通量が増えていたという。数年前から、踏切の整備を検討してきていたというが、2006年にも、乗用車と列車が衝突し、乗用車に乗っていた人が亡くなっているそうだ。乗用車が入れる踏切に、警報機も遮断機もなかったことは、事業者の安全対策に疑問を持つ。
住民や交通量が増え、周辺には小中学校や大学、高校などがあるのだから、単線だからといって踏切設備を整備しないのではなく、鉄道をとりまく環境の変化に見合った対策が、事業者にも行政にももとめられている。行政とJRは、緊急に対策を検討し実施すべきだと思う。
《記事》
住民が遮断機設置要請 宮古・踏切事故受けJR東に
(岩手日報 2009/12/03)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091203_4
0 件のコメント:
コメントを投稿