2009年11月21日土曜日

福知山線脱線事故報告書、検証チーム来月7日初会合

 20日、前原国土交通相は会見で、JR西日本が接触していた運輸安全委員会の委員のうち、現職の宮本昌幸、楠木行雄の両氏について、現在の任期終了後、再任しないことを明らかにした。

 委員の任期は1期3年で、最大3期まで再任できる。楠木委員は来年2月に2期目を、宮本委員は来年9月に3期目の任期を終えるが、前原国交相は「遺族、被害者の心情を察し」て、2人を再任しないと述べた。

 また、報告書の検証チームは第1回会合を12月7日に開く。運輸安全委員会の後藤委員長は、会見で、資料の提供など検証チームに協力すると述べたとされる。
 
 報告書の検証が、公正中立であるには、議論の過程が公開されることが大切ではないかと思う。さまざまな検証や多くの人々の批判を経て事故の原因を明らかにすることが、亡くなった方がたの命を無駄にしないため、有効な再発防止策を講じる上でまず必要だと思う。

《前原国交相の会見内容は、国交省のHP》
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_000623.htm


《参考記事》
漏えい検証チーム会合は来月7日 JR接触の委員は再任せず
2009/11/20 19:47 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112001000966.html

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