2009年11月12日木曜日

天皇、即位から20年、平和への思いを語る

 平成と年号が変わって20年、今の天皇が即位して20年になる。私事で恐縮だが、今日は、私の子供の誕生日でもある。私自身は、病院で陣痛に苦しんでいたので、即位の礼のことは全く覚えていない。1週間ほどニュースを見ることもなく、後からさまざまな事件があったことを知った。

 1989年の11月は、大きな事件が相次いだと記憶している。ベルリンの壁が壊され、東西ドイツが統一へ歩みだした。また、坂本堤弁護士一家がオウム真理教の幹部に拉致され殺害された事件も忘れられることができない。

 今日の記念式典を前に、今上天皇が記者会見で、自身が生きた昭和の時代も振り返り、戦争に至った歴史を忘れず、過去から学び未来に備えることが大切であると述べたことが印象に残った。

 今日20歳になる子供には、自分の生きている時代がどんな時代なのか学んでほしいと思う。そして、これからどう生きていくのか、ていねいにあせらずに考えていってほしいと思う。

《記事》
「心配なのは歴史が忘れられること」天皇陛下即位20年  2009年11月12日5時0分
http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY200911110439.html

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