1998年の金融破たん以降10年余り、自殺でなくなる方が毎年3万人を超え、自動車事故で出亡くなる人をはるかに超えている。各方面で、自殺予防対策が検討されているが、JR東日本では、照明の色を青色に変えたり、ホームに柵を設置するなど、対策を講じている。
青色が心を落ち着かせる効果があるかどうかは、専門家の間でも意見が分かれるところだというが、できるところから、自殺防止対策に取り組んでもらいたい。
また、ホームの発車のベルも心を落ち着かせるものがないだろうか。ベルの音を聞くと、かえって閉まりかけたドァのかけこみたくなる。踏切の警報音なども、列車が通過するのを待たされて、長く聞いているとイライラしてくることがある。開かずの踏切などでは、待つ人のためにも、警報音やこれから通過する列車表示など、ストレスを減らす工夫をしてほしい。
《参考記事》
青色LEDで心を落ち着けて JR山手線、自殺防ぐ狙い 2009年9月16日5時34分
http://www.asahi.com/national/update/0915/TKY200909150394.html
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