2010年11月4日木曜日

東京ー立川間の中央線、踏切ゼロに~高架化事業終了へ

 報道によると、JR東日本は10月30日までに、「開かずの踏切」解消のために、1999年からすすめていた高架化工事が終了すると発表した。中央線三鷹ー立川間の工事で、11月7日朝に終了する。この区間にあった18か所の踏切はすべてなくなり、東京ー立川間には踏切がすべてなくなることになる。

 最後の工事は、西国分寺ー立川間の約3㎞の上り線を高架上の線路に切り替える工事。三鷹ー立川間にあった踏切は18か所のうち、16か所が朝夕ラッシュ時の1時間に40分以上閉まっている「開かずの踏切」だった。そのため、交通渋滞が日常化していた。
 また、なかなか開かない踏切のため、通行者が滞留し、踏切が開くと車両と通行者が一度に多数わたるので、危険だといわれてきた。

 今回踏切が解消することで、鉄道の線路によって分断されてきた町の行き来がたやすくなり、町の発展にも役立つことだろう。また、踏切で待つ車両の排気ガスなどの問題もなくなることと思う。

 上の写真は、立川駅から10分ほどのところにある国立踏切。踏切から東京方面を見る。右側は、中央線下り方面線路がある高架。国立踏切も、7日には、廃止になる。下の写真の図は、踏切脇にあり、高架化工事について説明している。(2010年10月27日撮影)
  


 《参考記事》
「中央線、東京―立川の踏切ゼロに 高架化が11月終了」 2010/10/29 21:38 【共同通信】http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102901000922.html
 11月6日追加記事
「開かずの踏切、今は昔 三鷹-立川間 あす 高架化終了」(朝日新聞)

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