2011年2月1日午後0時12分ころ、新潟県津南町上郷寺石の大根原踏切で、JR東の社員が車を誤って踏切内に誘導したため、車と列車が衝突し運転していた男性が亡くなった。
踏切は、事故当時朝から遮断機が故障し警報が鳴ったままだったため、通行者があるとJRの社員が踏切の遮断機を手で上げていた。JRの社員は、遮断機を上げて車を踏切内に誘導したところ、長野発十日町行普通列車(1両)が来て車と衝突、車に乗っていた男性が死亡した。
JR社員が車を誘導する際に、列車の運行状況などの安全確認を怠ったとみられているが、当時は大雪のため、踏切周辺は雪が壁になり2.4mに達していた。そのため、見通しも悪かったという。
国土交通省の運輸安全委員会は、事故後、事故調査を行っており、事故調査報告書は作成中である。(ホームページhttp://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1794)
列車は自動車よりも何倍もの重量とスピードがあるのだから、もし車や人と列車が衝突したら、人や車はひとたまりもない。そんな危険な踏切の遮断機を上げる際には、係員はダイヤや列車の運行状況などを確認してほしい。
最後になりましたが、亡くなられた男性のご冥福を祈ります
《参考記事》
「飯山線踏切事故から1年 JR東社長ら現場で冥福祈る」 新潟日報2012年2月1日
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/
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