亡くなったのは、近くに住む71歳の男性で、男性は、下りていた遮断機に、乗っていた自転車が阻まれて出られなくなり、居合わせた人が遮断機を上げて助けようとしたが、間に合わなかったという。自転車の後輪が電車に接触して、男性は転倒、頭を強く打った。
現場の踏切は、京急子安駅のすぐ西側にある踏切で、京急神奈川新町検車区と子安駅に挟まれた踏切である。線路は複々線で、子安駅が上りホームと下りホームがあるため、踏切は約18メートルの長さがあり、凹凸がある。
また、この踏切は、国道1号と15号を結ぶところにあるため、車両の通行も多い。
京急子安第1踏切 右手に京急子安駅がある。快速電車が
目の前の線路を走る。 2013年11月14日撮影 |
京急子安第1踏切を渡ると、JR浦島踏切までの間に車6台が
待機できるスペースがある。 上にJR横浜線が通っている。
2013年11月14日撮影
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JR浦島踏切には、跨線橋が設置されている。非常ボタンが
4か所に設置されている。 2013年11月14日撮影 |
京急子安第1踏切を渡ると、すぐにJR浦島踏切があり、東海道線・横須賀線・京浜東北線の3路線が通過する。また、京急子安第1踏切と浦島踏切の間には、高架で横浜線が通っている。
浦島踏切でも、過去に踏切事故が起きていることから、エレベーター付跨線橋が設置されていた。
右手に京急新町検車区がある。踏切の凹凸がわかる。
2013年11月14日撮影
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凹凸のある踏切道は、杖を持ったり手押し車を引いたお年寄、足の不自由な方、ベビーカーを押しているお母さんらには、歩きにくいと思う。
電車が通過したと思うと、次から次に電車が来るような踏切では、ゆっくり歩いて渡ることができない。遮断機が開いたら、急ぎ足で渡ることになる。急いで歩いてつまづいたり、転んだりしかねない踏切だと感じた。
生活する上で踏切を通行しなくてはならない住民や、お年寄りの立場に立って、踏切の安全対策を考えてほしいと思う。
《参考記事》
「鉄道事故:京急・子安第1踏切で電車と接触 自転車の71歳男性死亡 /神奈川」 毎日新聞 2013年11月14日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20131114ddlk14040260000c.html
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