事故から、3年がたつのを前に、5月31日、港区で事故調査機関を求めるシンポジウムを、 遺族や亡くなった市川君の同級生や保護者が中心となって開いた。
事故の原因は十分解明されないまま、また企業や行政から遺族への謝罪がないまま、3年が経った。
ご両親は、事故の原因究明をもとめ、また独立した事故調査機関をもとめて署名活動をしてきた。
その数は46万人分におよぶ。事故の原因を知りたい、なぜ自分の大事な子供が悲惨な事故に遭ったのか、納得のいく説明をもとめるのは、当然のことである。そういうご両親の気持ちを、街頭を行く人々も 理解し共感して下さったということだと思う。
企業や行政には、一刻も早く、ご両親の納得のいく事故原因の調査と説明を求めたい。
《参考記事》
独立した調査機関を エレベーター事故から3年 シンポで設立求める 2009年6月1日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090601/CK2009060102000052.html
2 件のコメント:
2009/5/14,15日の2日間、シ-社による初の技術説明会が開催され、エレベータ機器側に問題があったとの事、、、保守業務云々ではなくて。
■原因系:ソレノイドの巻き線に部分的に短絡。
■再発防止対策関係;2009/3月から「ソレノイドの状態を監視する装置」の無償設置を開始。
参照;日経BP社ーTECHONより 2009/05/18 「シンドラーエレベータ,東京都港区のエレベータ事故に関する技術説明会を初めて開催――ソレノイドの部分的な短絡に言及」
*解決策とされている装置をいかに速やかに導入するかに移ってます、、、シ-社の開発部門の全面的な技術指導が必須となりますが。
参照URL:http://blogs.yahoo.co.jp/nipponsaisei_lab/29157105.html
藤沢様
貴重な情報をありがとうございます。
シンドラー社は、相変わらず、正しく保守点検されていれば、事故は防げたとしていますが、この説明会によると、
今年3月から事故を防ぐための装置の無償設置をはじめたとのこと。
藤沢様のおっしゃるように、これが確たる解決策ならば、シンドラー社は、早急に遺族に
事故の原因について、説明すべきだと思います。
もっとも原因の説明を聞きたかったのは、何よりも愛するわが子を突然失ったご両親にちがいないのですから。
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