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2011年2月8日火曜日

JR飯山線踏切事故、JR東社長が遺族に謝罪

報道によると、2月5日午後、新潟県津南町のJR飯山線大根原踏切で、JR東日本の社員が誤って遮断棹をあげてしまったため、踏切内に車で入って列車と衝突して亡くなった男性の葬儀が、小千谷市の斎場で営まれた。葬儀には、JR東日本の清野智社長ら幹部が参列した。

5日午前、JR東の清野社長は亡くなった男性方を訪れ、「私どものミスで田村様のかけがえのない命を奪う結果になってしまい、誠に申し訳ございません」と遺族に謝罪したという。
また、清野社長は遮断棹を上げる際の安全確認が十分でなかったとの認識を示し、7日にもJR東幹部と全支社長を集め、運行や設備、トラブル時の対応など、社内ルールの再徹底をはかる方針だともいう。

突然の事故によって、大切な人を失ったご家族はもちろんのこと、古くからの友人や同僚の方々の驚きと悲しみははかりしれない。
また、JRの社員の誘導であれば、だれでも、信頼して踏切内に入り渡ると思う。車を運転していた方は、JRの社員やJRを信頼していただろうと思う。それなのに、家族や友人と最期の言葉をかわすこともできずにこの世を去らねばならなかった思いはいかばかりだろう。

男性の葬儀を行った喪主の男性は、出棺の際、「突然の事故で本人が一番驚き、悔しい思いだったと思う。家族としても別れの言葉すらかわすことなく、本当に心残りだ」と話したという。

JR東日本には今回の踏切事故の原因を調査して、会社の問題点を洗い出し、二度と悲惨な事故が起きないよう、安全対策を講じてほしい。

《参考記事》
「飯山線事故 被害者の葬儀営む」 2011年02月06日 朝日新聞
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001102070004

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