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2010年10月24日日曜日

柏崎市の地元町内会長ら、警報機・遮断機の設置を要望

 9月27日、柏崎市の地元町内会長でつくる西中通地区総代会が、同市の会田洋市長に、8月19日近くに住む小学5年生の児童が亡くなったJR越後線第2下原踏切に警報機と遮断機を設置することや地区内の踏切5か所の安全対策の強化をもとめる要望書を提出していたことがわかった。

 報道によると、同総代会はJR東日本と新潟県にも文書で要望したということだ。小学生が亡くなった踏切は第4種踏切で、警報機や遮断機もない。また地区内にある小学校近くの通学路に使われている踏切も第4種で、警報機や遮断機もないという。

 総代会は「踏切を改善し、事故の再発防止を果たすことが地区の役割」だとして、事故のあった踏切や地区内の第4種踏切を遮断機と警報機付きの「第1種踏切」に格上げするよう要望した。

 これに対して、JR東日本は、同踏切に警報機などを設置する予定はなく、最終的には廃止したい方針だという。

 しかし、地域住民の生活に必要な道路や小中学生の通学路になっている踏切は、廃止するのではなく、安全対策を高めていってほしいと思う。宅地化がすすみ学校や幼稚園などができるといった鉄道を取り巻く環境の変化を、鉄道会社は十分に把握して、踏切の安全対策を進めるべきだと思う。

《参考記事》
「『警報・遮断機を』男児死亡の踏切、地元が要望」 柏崎  2010年9月28日 (清水康志)
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201009270323.html

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