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2010年2月10日水曜日

航空機座席、試験データ改ざん・ねつ造、

 8日、ボーイングなどの航空機の座席をつくる小糸工業が、座席の耐火性能や強度などの試験データを改竄・ねつ造していたことがわかり、国土交通省は、同社に業務改善を勧告した。
 
 航空業界では、万が一、航空機事故が起きても、なるべく乗客や乗務員の被害が少なくて済むよう、研究や対策がなされてきていると聞く。今回の不正は、そのような流れに逆行するものではないだろうか。

 昨年、国土交通省は、航空機の座席について安全基準を見直し、激しく着陸したりした際の衝撃で乗客がけがをするのを防せぐため、座席の安全基準をこれまでより厳しくしたという。小糸工業は、この見直し以前から、不正を続けていた疑いがあり、組織ぐるみだった可能性があるという。
  
《記事》
小糸工業が座席強度データ改ざん 千航空機の15万席
2010/02/08 20:28 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020801000432.html

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