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2009年10月26日月曜日

JR山田線踏切で車の親子が死亡、事故現場を県警本部が視察

 報道によると、10月20日午前7時40分ごろ、岩手県宮古市八木沢のJR山田線の踏切で、宮古発花巻行きの普通列車が乗用車と衝突した。この車を運転していた宮古市八木沢のパート豊間根節子さん(50)と、息子の高校2年晃太君(17)が全身を強く打ち、亡くなった。

 JR東日本盛岡支社などによると、現場の踏切は遮断機や警報機がない第4種踏切で、単線で見通しは良いという。県警は、車が周囲をよく見ないまま踏切に進入したとみているが、2006年2月にも衝突事故が起きているため、踏切に問題はないかどうか、22日視察した。

 現場を見ていないので一概に言えないが、単線とはいえ、乗用車が通れる幅の踏切に、警報機も遮断機もないというのは踏切の安全対策が不備ではないだろうか?
 踏切からの見通しは良いということだが、列車のくる方向に建物があったりすると見えにくいこともある。また、単線だと、道路の道幅がせまいと遠くがよく見えないのと同じで、両脇に家々が並んでいたりすると、踏切の入口に立っても遠くまで見えないこともある。

 県警や鉄道事業者には、踏切を通行する歩行者や、運転手の立場から事故現場の問題点を検討し、事故を防ぐ手立てを講じてほしいものだと思う。
 
 踏切で亡くなったお二人のご冥福を祈ります。

《参考記事》
親子死亡の踏切事故現場、県警幹部視察  (10/22 19:33)
http://news.tvi.jp/index_7892847.html

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