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2010年2月4日木曜日

無届設置の昇降機、実態調査へ

 昨年、建築確認の審査を受けずに工場や住宅に違法に設置された昇降機で、死亡事故が5件起きているという。かごが停止していないのに、乗り場の扉があいて、2階から転落したり、昇降機の真下に人が立ち入れる状態だったため、人が下敷きになって死亡するといった事故が起きている。建築確認の審査を受けていれば、これらの事故は防げた可能性が高いという。
 このような事態を重くみた国土交通省は、1月27日、違法な昇降機について、情報の収集をすることを決めた。各都道府県にも、情報の受付窓口を設け、監視を強化する。

《国土交通省HPから》
違法に設置されているエレベーター対策について  平成22年1月27日
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/house05_hh_000141.html

 建築基準法で定めるエレベーターであるにもかかわらず、建築基準法の規定に基づく確認・検査を受けずに設置されたエレベーター(以下「違法設置エレベーター」という。)による死亡又は重大な人身事故が発生しております。
 国土交通省では、今般、都道府県に対して違法設置エレベーターに係る情報受付窓口の設置や情報を把握した場合に所要の措置を講じるよう要請するとともに、労働基準行政を所管する厚生労働省と相互に情報交換を行うことといたしましたので、お知らせします。
なお、国土交通省においても、以下の窓口において工場等の従業員等からの違法設置エレベーターに係る情報を受け付けております。

・国土交通ホットラインステーション
  「国土交通省トップページ」→「国土交通ホットラインステーション」→「建築基準」

・建築物事故・不具合情報受付窓口
  「国土交通省トップページ」→「住宅・建築」→「事故報告」             
   ※国土交通省トップページURL http://www.mlit.go.jp/

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