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2009年10月19日月曜日

静かすぎるハイブリッド車にエンジン類似音、義務化へ

 ハイブリッド車は低速で走る際、音が静かすぎて、歩行者に接近してもわからず、歩行者が気がつかず危険だいう指摘が、視覚障害者団体などから出されていた。国交省は、有識者会議で対策を検討していたが、低速時にエンジンに似た音を出すようメーカーに義務付ける方針を決めた。

 国交省は、11月に「パブリックコメント」を実施して、広く国民の意見を募ったうえで年内に最終的な方針を決める方針。
 自動車メーカーによると、開発には2年ほどかかるそうで、実施は先になるという。
また、すでに販売されている車にも義務づけるかどうかは、今後も検討する。

 車が静かで騒音が少ないのはありがたいと思っていたが、静かすぎるとかえって危険なこともある。
 中央本線を走る特急あずさなども、乗っている私たちは快適だが、安全装置のない踏切を渡る住民や児童生徒からすると、列車の接近に気付きにくいという問題がある。
 特急列車でも、警報機や遮断機のない踏切付近では警笛を鳴らすなど、対策を考えるべきではないかと思う。

《参考記事》
HVにエンジン類似音装置 国交省が義務化の方針
2009/10/15 20:56 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101501000935.html

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